不動産オーナー様で、こんな経験をされた方、又は今後、この超高齢化社会、経済不安、社会不安に伴う影響により特殊清掃を依頼されるオーナー様も多くなると考えています。マンションやアパートなどの室内で人の死にかかわる出来事があった場合、状況や汚れ具合によっては「特殊清掃」が必要になります。


特殊清掃とは、一般的な清掃やホームクリーニングとは異なり、特別な機材薬剤技術を使用して室内をきれいにし、原状回復する為の清掃です。特殊清掃をすることによって、事故物件売却できるようになります。
事故物件の定義もグレーゾーンでしたが、2021年国土交通省はトラブルの未然防止の観点から、宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドラインを公示しました。
詳細をご確認したい方は、一読して頂ければと思います。特に、不動産管理会社だけではなく、不動産オーナー様も将来的に売買する可能性がある場合、又賃貸での入居者募集に関しての影響などを
考える上で、把握しておく最低限の知識として必要かと思います。

事故物件と判断されるような場合、室内の床材や壁紙などに「ニオイ」や「汚れ」などが染みついてしまっていることがほとんどです。場合によっては血液が飛び散っていることもあるでしょう。

そのような状況のままでは、当然住むことも売ることもできません。そこで、特殊清掃を実施して部屋を元の状態に戻す必要があります。

特殊清掃の作業内容


➤体液や汚物などの除去と洗浄:体から出ていた体液や血液を特殊な薬剤で除去し、洗浄します。体液や血液などの汚れは非常に落ちにくく、洗浄するためにはおよそ2~3時間程度かかります。

➤殺菌と一時消臭:事故物件の現場には、体液や血液が飛散していることが想定できるため、感染症の恐れがあります。そのためまずは濃度が高い次亜塩素酸水を噴霧して、殺菌します。

➤家財の撤去・遺品整理:遺品は必要なものと不要なものに分別して整理します。

貴重品や形見の品の取り扱いは依頼主様又は、ご遺族の方に、不要なものは行政のゴミ分別に合わせて分別し、現場から撤去させれ頂きます。


➤完全な消臭作業:遺体の発見が早く、汚染が広がっていない場合は特殊清掃のみで完了しますが、体液などが染みこんでしまっている場合には、その部分を解体しなければ臭いを完全に除去できません。その際は、リフォーム工事の提案も含めてアドバイスさせて頂きます。


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